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2013/05/29

2013-05-29:サクランボのその後。


さっそく収穫。
せっかく成った子を、雨で“ワヤクチャ”にするのは忍びなかったから。
それで、今朝から父は一生懸命サクランボをおめかしさせて、
(つまり、霧吹きかけて)
いい光回りの場所にて撮影をしていた。

ぷりりんっと肉感のある小さな実。
キイロとアカのグラデーションがグラフィックみたい。
こいつは今日の夕方、甥の腹へと消えていくのだ。


2013/05/28

2013-05-28:サクランボ

ここに暮らすようになってもう何年にもなるけど、
やっとこさ、赤い実が成りました。
毎年のように「うちのサクランボはまだかな?」と待っていたので、
やっと待ち人来る、というところ。
しかも、ひとつだけ。
遠くからでもわかるのは、緑の中に赤い色でいるということ以外に、
「あぁ、やっと」という歓喜がこもるからでしょう。

サクランボのなかでも、これは、ナポレオンじゃないでしょうか。
この品種は、ナポレオンの名から想像できるように、
「大粒で締まりがあり、ほのかな酸味とともにたっぷりの甘み」だそうで、
ナポレオンの没後、ベルギーの王により名付けられたんだとか。
完熟したナポレオンは完熟した佐藤錦よりも美味、
という一部専門家もいるらしく、これからが楽しみ。
他の実も成ってくれたらいいのだけど。

こちらには昨日、梅雨入り宣言が出されました。
先週までの夏日の日差しが一転、
山の上の街ではまた、肌寒い日々が続きます。
収穫前に雨に降られると裂果してしまうそうなので、
雨よけのビニールでもかぶせようかな…と思案中。

2013/05/27

2013-05-27:ヤマボウシ

叔母が「やぁ」と庭から現れたときに、ふたりで庭を眺めながら、
増えすぎたオウレンの種について、
または、最近のワタシと叔母の共通の興味である
メダカについてハナシをしていた流れで、ふと、
「お父さんはヤマボウシが好きだったそうよ」というハナシになった。
「小さいころに、山で、頭にいっぱいリボンをつけてるみたいな姿を見て、
『あ、いいな、かわいいな』って思ったんやって」と言うと、
子どものころに父と遊びたおしていた叔母は
「え、そんなの、初めて聞いた」と目を丸くしていた。
そう、ワタシもこのハナシを初めて聞いたときに驚いた。
父が草花を好きだということは知っていたけど、
それがヤマボウシというのは、なんだか、意外だったのだった。
ヤマボウシが花をいっぱいにつけた姿は、
なんというか、ワタシにはとてもガーリーに映ったので。

ヤマボウシ。
ここへ移植されてきたころは、
皮がはがれ木肌が露になってしまったりと、
「ちゃんと居着いてくれるかな」「移してきて悪いことしたかも」
と心配が尽きなかったそう。
でも、今ではこちら(2012年6月の記事)でも話題になったように、
父の幼馴染みのようなヤマボウシはうちの庭の中心の木となった。
おじいちゃんの葬儀のときも、
手伝いに来てくれていた近所のおばちゃんが
「まぁ、なんとりっぱなヤマボウシやね、この実は好きなのよ」
といって場を和ませてくれていたりした。
普段の会話にのぼるのに充分な存在感と個性。
うちのヤマボウシは、とてもいい木なんだなとワタシも思う。

リボンのような、または、チョウが頭に留まったような
かわいらしい花が今年もついた。
中央の丸い花が坊主頭、その周りの4枚の花弁は頭巾。
それで、“山法師”と名前がついている。

2013-05-27:続・ナマエモシラナイキ



姉とパトロール中に「どこから来たんかな」と言っていた
この“ナマエモシラナイキ”とは、
父が言うには、どこかからヒョイと来たワケではないそうだ。

出所は天狗高原のちょっと手前にあるうちの山。
この家ができたころ、うちの山で、庭に移植する木を物色中に、
「なんやろニャ、この木、かわいいけニャ」と
おじいちゃんはうれしそうに持って帰ったそうだ。
さりげなく石段から自然に出てきた“変わった子”を演出して、
かわいらしく見せたかったのか、おじいちゃんが、
ちょうどこの石段から出てくるように植えたとのこと。
父は、石段から出てくるのが不憫に見えて
いつかこっそりなんとかしてやろうと思っていたらしいが、
「花がついてしもうたけニャ、かわいいけニャ」と
この場所で様子をみることにしたらしい。

意外だったのは、ヤマユリやツバキなどの派手でわかりやすいものか、
もしくは有用性の高いもののほうが好きなはずと思っていたおじいちゃんが、
この木を「かわいいニャ」と言って穫ってきたハナシだった。
ワタシからしてみれば、おじいちゃんの好みの対局にあるように見える。
地味で弱々しくも見えるこのツツジのような木。
並んだベル型の小さくて白い花たちは、
今にも開きそうに唇をとんがらせているようにも見える。



2013/05/25

2013-05-25:ナマエモシラナイキ

うちの庭の入り口の階段のところ、石段の隙間を縫うようにして、
ドコカラキタノカワカラナイキが 生えていた。
何も、好き好んでここを選ばなくても…。















一体、この方はどういうふうにしてここへ来たのだろう。
そして、一体、あなたはだあれ?

高さは80cmほど。
比較的明るい色の、縁の波打つ葉。
ベル型の白い花が鈴生りについている。
姉曰く、「ツツジの一種かなぁ」と。
「こういう子は、酸っぱくて、小鳥にとっておいしい実を成らす子が多いよ」
ツツジの一種、スイシバやブルーベリー、
あるいは高山植物のコケモモなんかをイメージしているようす。
しかし、こんなところに出てくるなんて。
もっと栄養のある、安定して寝やすいところにいてくれてもよかったのに。

もしわかる方あれば、教えてもらえるととてもうれしいのですが。。





2013-05-25:キイチゴ

花の時期もココロがワクワクと弾むもんですが、
果実の時期ならば、顔までユル〜くトロけます。
「うちにはなかなか成らないねぇ」と日々気をもんでいたキイチゴが、
じつは石垣の向こうに向かって枝を伸ばした先で実をつけているのを
昨日の朝に見つけて、それが、うちでは小さなニュースに。
自分で穫って食べたいけれど、
石垣からかなり身を乗り出さなければ穫れないところ。
せっかくできたのにねぇ、どうやって食べようか。

今朝、甥がお皿にキイチゴを乗せてうれしそうに頬張っていました。
「あれ、どうしたの。誰か持ってきてくれた?」と言うと
「おじいちゃんが枝を切って穫ってくれた」。
デッキを見ると切られた枝が大事そうに置いてあり、
どうやら挿し木にでもして、場所を変えて生きることにしたらしい。


「キイチゴ」にはいくつか種類があるようで、
うちのは、葉っぱがモミジに似ていることから、モミジイチゴと思われる。
モミジイチゴの果実はキイロなので「黄イチゴ」の別名もあるんだとか。
天狗高原の少し手前にある、うちの山から移植したとのこと。
今日は天気も良くて、果実がキラキラと光っています。
サクラやウメやツツジにまぎれて花が咲いていたのを知らなかった。
いつの間にか、誰も知らないうちに結実していたのね。

…そういえば、うちの庭のイチゴは、
ほとんど毎日のように穫って食べています。
キイチゴもこんなに。
なんというか、シアワセだなぁ。
全部、食べられるかなぁ。


2013/05/14

2013-05-14:タケノコ

タケノコ、タケノコ、ニョッキッキ。昨日は見る影もなかったのに…。

ニョキニョキ。
ちょっと見ぬ間にニョッキ・ニョキ。
思わぬとこからニョッキ・ニョキ。
確かに旬ではあるけれど、
こちらに来るとは露知らず。
根っこはしっかり這ってるだろう。
思えばココロが重くなる。
ニョキ。

スクスク。
苔の隙間をぬうように、
土からちょこっとのぞいたよ。
スクスクスクとまっすぐに、
気付けばこんなに伸びていた。
根っこはしっかり這ってるよ。
だからキモチが心強い。
スクスク。

ニョキ・ニョキ
スクスク
ニョキ・ニョキ
スクスク

ねぇねぇ、ちょっと。
少しは手加減してみたら。
いやいやまだまだ伸びますよ。
ふらりと陽気に起こされて、
伸びをしてたら伸びるのです。
ニョキニョキ・スクスク、
うーん・ニョキニョキ、
おあいにく。

--

毎年のゴールデンウィークに、
姉夫婦&甥はキャッキャと連れ立って
姉のダンナの故郷、阿南へと帰省する。
帰省した先には美しい竹林があるそうで、
いつも、タケノコをたっぷりとせしめてくる。
それがとっても美味なのでゴザイマス。
タケノコご飯
タケノコの木の芽和え
タケノコの刺身
タケノコの天ぷら
タケノコの煮物
タケノコの炒め物...などなど
姉が結婚して以降、毎年この時期は、
新しくてやわらか〜いタケノコに熱狂するようになった。
そして今では、新しい我が家の風習として定着している。
今年も、伸びやかなタケノコをいただきました。
うふふ、タケノコ、だ〜いすき!なのでゴザイマス。

しかし、ワタクシドモの勝手な希望ではありますが、
うちの庭から、何の前触れもなくニョキりと顔を出し、
ひっそりと、しかしそんなに堂々と、スクスク伸びては困るのです。
あー。手前勝手な希望で誠にキョウシュクナノデスガ...。

2012/05/25

2012-05-25:コガクウツギ














ユキノシタ科 アジサイ属 コガクウツギ 落葉低木
ノリウツギと名称を間違っていました。
教えていただいた「花道楽」さんありがとうございました。
このコガクウツギも糊の原料となるらしいです。
ウツギは「空木」。茎が中空のため。
























初夏は白い花の季節である。
日ごとに深まる緑とのコントラストの中で、鮮やかさに目を奪われる。
しかも、白い色は、純真で清潔なイメージがあり、この季節の白い
花を見ていると清々しい気分になる。

しかし、イメージを作り上げているのは、私たち人間で、
白い花たちは、それぞれ、訳あって、白いのであろう。

昨年、牧野植物園のイベント「夜の植物園」に参加した。
そこで見たのは、
夜行性の虫たちにあわせ、夜に開く花たち。
強い香りを放ち、強力に虫たちの気を引く花たち。
ターゲットを絞り込んだ特別仕立ての構造をした花たち。
そして、夜の花は大概は「白」であった。
白い花弁は、色素を持たず、光が乱反射するから「白」なのだという。
白は夜行性の虫たちを呼び寄せるのに役立っているのだそうだ。

強い香りに酔いながら、太古の昔から、ギブ&テイクの関係で、
共に進化した花と虫の命を感じたのだった。

ところで、
このコガクウツギの白い花、香りは微香程度。
小さい花が本物、大きな花弁の花は装飾だとのこと。
きっと、訳あって、装飾花を持っているのだろう。

2012/05/12

2011-05-12:枝分かれのパターン

植物を見ていると、葉の付き方、枝の分かれ方、花の付き方などなど
パターンがあることに気が付く。
一度パターンの目を持つと、何でもパターンの図を見てしまう。

そういえば、神経や肺胞もパターンの図ですよね。とかね。

この植物は、枝分かれに特徴的なパターンを持つ。
3つに枝が別れ、真ん中の枝は花一つ。
左右の枝からは、各々3つの枝分かれ。
この3つの枝のうち、真ん中の枝は花一つ。
左右の枝からは、各々3つの枝分かれ。
・・・・・・・・・・・・・・・。
という具合。

枝の先端





























枝分かれのパターンの繰り返し













ところで、
もともとを言えば、パターンの目を持ったのは、
この植物の名前を知りたいと、
特徴を伝えるために観察していたから。

この植物の名前をご存知の方、ぜひお教えください。
もう、パターンの目から開放されたい。
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