2015/06/26

フウラン

 フウランが開いた。
清潔な白色だ。
つぼみの時のマットなオフホワイトから少し赤みのある透明感のある白色になった。
この写真は実物に近い色だ。羽衣(はごろも)のようでしょう。

フウラン科 フウラン属


 白色は微妙な違いでいろいろある。
オフホワイトは、真っ白より少し砂色か黄みがかっている色。私にとっては、真っ白よりもっと自然だと感じられる白色である。つぼみはそんな白色であった。
「日本の伝統色 和色大辞典」 http://www.colordic.org/w/ で見ると
つぼみは、 しろねり http://www.colordic.org/colorsample/2376.html に近くて
そして今は うのはな色 http://www.colordic.org/colorsample/2310.html かな。
この和色大辞典の色はどれも自然だと感じられる色だが、巷にあふれる色は化学の色のようだ。
特に白にそれを感じる。今一般的に「白」と言っている色は「青みがかった、眩しいくらいの白」だ。
そんな中にいるからか、フウランの「白」を清潔で美しいと感じる。感動を覚えるほどだ。


 うちの庭では、これを、「フウラン」と言っているが、ネットなんかで見る「フウラン」とはちょっと姿が違うようにも思う。でも、正解が判明するまで、「フウラン」としておこう。