2011/11/09

2011-11-08  ダイモンジソウ

とうとう暦上は立冬となりました。
こんなに暖かくては、なんだかピンとこないけど、
うちの庭も、確かに秋から冬へ移行しています。
木々の葉がだんだんと色づき、落ち葉が降り積もるようになりなりました。

そんな庭に、
ひっそりとした佇まいで咲いているダイモンジソウ。
10月にも紹介したピンクの他に赤、白の花が咲きました。
なるほど、見れば見る程「大」という字に見えます。
そして、もっともっと見ていると、「天使」のようにも見えます。
「大」より「天使」の方が似合うように感じます。

ラテン語では、サキシフラガと言い、
「サクスム(石)」を「フランガ(砕く)」の意味を持つのだそうです。
岩場に生え、ゆっくりと岩を砕いていくから。
また、利尿作用があり、やはり「石(尿路)を砕く」の意味かもしれません。
こうしたことを知れば、ひっそりとした美しい花に、強い意志を感じます。
名前や花言葉はそんなところから来ているのでしょうか。

ユキノシタ科ユキノシタ属
常緑多年草
花言葉は、「不調和」「自由」「好意」




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