2011/11/22

2011-11-22 紅葉


コマユミ(ユミギ)
今朝は相当の冷え込みで、霜も降りていたようです。
寒くなって、紅葉がより鮮やかになってきました。
落ちる前に精一杯の力で紅色、黄色になっているように思えます。
紅葉は、越冬のための落葉の過程で起こるのでしょうが、
なぜ、葉の終末に、こんなに鮮やかな紅色や黄色になるのでしょうか。
紅葉するには栄養と光エネルギーが必要らしいですし、なぜ?
まさか、人の観賞に資するためとは考えられませんし、
紅葉は後に残る樹木に何かを残すことができるのでしょうか?
知りたいです。

モミジ















モミジ

シロモジ

ヤマボウシ


モミジ
スイシバ

スイシバ

・・・


モミジ




ヤマボウシ
ツツジ

ドウダンツツジ

ニシキギ

庭の落葉

1 件のコメント:

  1. 植物(樹木)にとって紅葉することは目的ではなく、偶然の結果といえます。

    落葉樹は冷え込みが強まると、まず葉から幹や枝へ生産した栄養分を移行させます。
    その後葉柄と枝との間に離層が形成されると、維管束をコルク質のもので塞ぎ、樹液が漏れ出さないようにします。
    これが第一の目的であり、その行動なのです。

    ちなみに紅葉と黄葉とでは発色の仕組みが違います。
    紅葉はアントシアニンが合成されることで発色し、黄葉はもともと葉内に存在していたカロテノイドが葉緑素のクロロフィルの分解によって目立つようになることで発色します。

    そしてアントシアニンの場合は、激しい気温差、空気が澄み渡ることによる豊富な日射量、適度な湿度などの多くの条件が揃うことでより合成が進むので、紅葉は色鮮やかになります。

    今年の色づきが悪くなった要因として、朝の最低気温が高く気温差が小さくなった日が多かったことや、前線の停滞によって曇りや雨の日が多く日射量が充分でなかったことが主に挙げられます。

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