2012/01/10

2012-01-10:モチノキ

うちの庭は、表向きなんの変化もありません。
夏にはうっそうとしていた木々も、葉を落とし冬芽を出して、
冬眠しているみたいですし、
常緑樹も寒さと乾燥に耐えるように縮まり、葉の色も冴えないようです。
今日のテーマ「モチノキ」も例外ではありません。
寒い朝は、葉を縮め丸まっています。
小春日和の穏やかな昼間には、葉を広げ温かい日射しを受け止めています。

モチノキ科 モチノキ 16℃
















うちの庭には、モチノキが2本あります。
残念ながら、どうも雄株ばかりのようです。
赤い実をみたことがありませんから。


性質は強くて芽吹く力が強く、放任でもある程度樹形がまとまるんだそうです。
なんだか、うちの庭にぴったりですね。
春には小花をたくさん咲かせてましたが、
径5mmの黄緑で、花が咲いていることに気が付かないぐらい目立たない花でした。
雌株は花後に径1cmほどの丸い真っ赤な果実を付けるのだそうです。


名前の由来は、樹皮から鳥もちがとれることから。
樹皮をそのまま剥いだものが鳥もちになるのではなく、
数ヶ月流水にさらした後に砕いて更に水で洗うというような
手間のかかる工程を経て鳥もちができるそうです。
へえ〜知らなかった。

1 件のコメント:

  1. こんにちは、モチノキが雌雄異株だとはこの記事を拝読するまで知りませんでした。
    そういえば、山に行っても一度も赤い実のなっているところを見たことがありません。その実にあえるのはいつごろでしょうね。

    ところで、おばあさんの話だと、モチノキの花を見たたくまくん、
    「ブロッコリーみたい」と表現されたとか。

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