2011/12/01

2011-12-01:雪虫

「雪虫」、なんてステキな名前でしょう。
本名は「トドノネオオワタムシ」(昆虫網、カメムシ目、アブラムシ科)
11月になって、うちの庭でよく見かけるようになりました。
まるで雪が舞っているように、空中を浮遊しています。
手にとって見ると、体長5mm弱、体全体が綿毛のような物で包まれています。
綿毛のように見えるものは、蝋の糸でできているというから、驚きです。
アブラムシと同じような生活史を持ち、羽を持っている時は、一生に2回。
なんと、羽のある命は1週間、何も食べずに卵を産んで死ぬんだそうです。
人に例えると哀れですが、この度、始めて、その生活史を知り、
雪虫の次代へ繋げる役割を思い、むしろ感嘆。
人は何かが欠けているのではないか。などと反対に考えたりしました。

11月30日、紙の上におき、人口光下にて撮影。
実際の色彩は全体に青みがかっていて、
綿毛のようなものは、白



















ネットで見ると、生息地の最南端は北陸や中部ではないかとありましたので、
「雪虫」として新しい発見?、又は間違い?
北海道のように大量発生はしていませんが、
このところ、毎日のように複数が飛び交っています。

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