2011/10/19

2011-10-18 センブリ







































今、うちの庭のセンブリは、静かに満開を迎えています。

センブリは幼いころから、ゲンノショウコとかドクダミとともに
「薬」の草として、いつも身近なところにありました。
あまりに、身近すぎて、じっくり花など見たことがありませんでした。

よ〜く見ると、紫の線の入った白い花びらが星形に並んで、清楚な風情です。
強烈な苦さという鎧を全身にまとっているのは、この清楚さを守るためでしょうか。

千回振り出しても(煎じても)、まだ苦いので「センブリ」とは、
よく言ったものです。
子どものころ、胃腸が弱っている、痛い時には、お茶のよう出したものを
飲まされたものです。薬は苦いものと思っていました。
昔から、化粧水としても使われていたようです。
苦さには、血行を良くし、皮膚の温度を上げる効果があるとありました。
化粧品や育毛剤が、たまたま、口に入って、「わっ」て言うくらい
苦かった経験があります。













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