2011/10/26

2011-10-25 ツワブキ



ツワブキもまた(前頁はノコンギク)キク科に属し、秋早いうちから咲き始め、
今満開です。
今、うちの庭はリンドウとノコンギクとツワブキの競演場、
春にも増して華やかです。
ツワブキは12月まで咲き続けるらしく、12月28日の誕生花です。
はたして、うちの庭ではどの時期まで咲き続けるのでしょう。
先日、伊予市双海地区(旧双海町)の海岸を走る国道378号線沿いの斜面には
ツワブキが群生していました。うちの庭より温かいのか、まだ、つぼみばかりでした。

「石蕗(つわぶき)の日陰は寒し 猫の鼻」 酒井抱一
「いくたびか 時雨のあめのかかりたる 石蕗の花もついに終はりぬ」斉藤茂吉

寒い時期まで咲きそうですね。
あとの茂吉の歌は、彼自身の人生に掛けているのでしょうか。

ところで、ツワブキの名称は
ツワブキの葉の形が蕗に似ていて、四季を通じて艶のある緑が美しく、
艶があることから、「ツヤブキから転じて「ツワブキ」となった」と
いう説が大勢です。
蕗と同じように、全草を食べられるらしく、
特に佃煮にすると美味しいとありましたので、
来春は「キャラ・ツワ・ブキ」を作ってみましょう。

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