2013/07/10

2013-07-10:ヤマアジサイ

祖母の部屋の窓から見えるヤマアジサイ。
これは先週の写真で、梅雨の最後の一絞りを受けて今はもう花は見えない。
街ナカではどうだろう。
とにかく、あれほど咲き誇っていたアジサイの季節は次へと移り、
これからあっと言う間に熱気とともに緑の濃い庭へと変遷する。
姉の仕事仲間は、昨日梼原へ仕事で来ていたそうで、でも、
「梼原だから涼しいかと思ったら、暑かった」と言っていたそうで、
「梼原で暑かったら諦めがつくでしょ」との姉の返事はオシャレだ。
夏が近づいてきている。
来週の金曜日には甥の初めての夏休みが始まる。

そんなときに、なんでそんな花を、わざわざ今日?と思うかもしれない。
でも、ワタシには、この、大輪でないアジサイのほうが美しいと思える。
そもそも、主張の少ないもののほうが好みなのだ。
雨の露が慕っているのもいい。
大量の緑の中に、涼しく小さな花を見つけて、
「もうちょっとだね」なんて、心の中でうなずいてみたりする。
「最後の春」なんて浸るわけではないけれど、
夏が近づくにつれて、今度は春が名残惜しい。

一方で、道ばたにあるネジバナやカワラナデシコもそろそろ旬。
庭は忙しい。

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