2013/07/10

2013-07-10:ショウジョウバカマ

これはショウジョウバカマ。
“ショウジョウ”とは漢字で表記すると“猩猩”となり、
これは中国の想像上のイキモノのことのようだ。
猿に似た風貌で大酒飲み。
花のひとつずつが赤ら顔になっていると見立てての名らしい。
“ハカマ”は“袴”、ロゼッタ状に広がる葉を見立てている。
由来を聞くとちょっと意外なくらいに、本人は、白く小さく可憐だ。

北海道から九州まで、低地から高地までと、ま、どこにでもある草花。
ただし、生育する場所によって花の色は違うらしい。
インターネットで検索してみると、
うちのは本当にショウジョウバカマなのだろうかと不安になるくらい
かなり様子が違って見えるのだけど、広く分布して土着したものは、
植物だって全然違う文化を持つようになるのでしょう。
下のほうから、ちょっとずつ開いてきました。


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