2012/04/27

2012-04-27:オダマキ

キンポゲ科 オダマキ属
見えている青紫は萼。花弁はこの内側にある。







































「オダマキ」は漢字で書くと「苧環」。
花の形が「苧環」に似ているから名前が付いたのだとのこと。
「苧環」は「苧」を円く巻いたものを言うとある。

う〜ん、分からない。ネットなどで調べても。
「苧」は「カラムシ」のことなのか? 「環」は「わ」?

「カラムシ」は、イラクサ科の多年生植物で昔から植物繊維を
穫るために栽培されてきたものだそうだ。

梼原町松原の久保谷ロードを歩いている時、ガイドの方から、
「昔はこの植物の皮を裂いて、糸を縒り、服を作っていた。」と
案内いただいたことがある。多分あれが「カラムシ」だ。
ここらへんではどこにでもある植物で、夏には1メートルから
1.5メートルほどの高さになる。
「苧」?、「カラムシ」?と思っていたのに
急に身近なものに感じられた。

「環」は「糸を巻き取る木枠」のことではないか。
今では、インテリアのお店などで、花を置く台などとしておしゃれに
活用されていたりする。梼原町民族資料館にも展示されていたような。

そう言えば、花の後部の角のような突起は糸を巻く木枠に似ている。

あ、名前の理由、やっと納得できた。

花言葉は「必ず手に入れる」「愚か」「断固として勝つ」
意外な言葉である。


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