2012/04/19

2012-4-19:ユキモチソウ

前々頁に載せていたユキモチソウがエキゾチックなカラーを広げ、
葉を出してきた。カラーは紫褐色に白い縦のストライプ。
乳棒の形をした真っ白と相まって、おしゃれで気高さを感じさせる。

カラーは仏炎苞(ぶつえんほう)といい、サトイモ科の特徴。
サトイモ科では、仏炎苞が、花弁の役割をして、
それぞれが特徴ある色や形に発達し虫も人も魅了する。
加えて、この仏炎苞、虫を花の中に長く滞在させ、
受粉率を高める役割もあるのだそうだ。
ユキモチソウは雌雄異株で、成長するに従って、
無性、雄性、雌性と性を転換するとのこと。

おしゃれで目立つ訳が分かりました。
雄としても、雌としても虫を惹き付けなければならないから。
しかし、うちの3本は毎年同じ場所から芽を出すだけ。
一向に増える気配がないのは、この3本が、まだまだ未熟なのか、
それとも、増殖の仕組みが現在に合っていないのかしら・・・・・。

仏炎とは不動明王像が背後に放っている炎のこと。

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