2011/09/08

2011-09-08:ツルニンジン







































庭の草刈りとは難しいもので、誰かが大事に育てているものを、
それとは知らずにサササッと除いてしまうことも。
うちの庭はどこにでもあるような山野草がたくさんあるので、
余計にその傾向が強い。
つい1週間ほど前のことでしたか、
ようやくツボミをつけたツルニンジンを確認した直後、
母は何も知らずに、バサリと刈ってしまったのでした。
父と姉は、去年も一昨年も、
ツルニンジンの花を待っていたのですから、
浴びせられる非難轟々も、なかなかに厳しいもの。
せっかくのサービス精神が仇となり、
母はシュンとなりながらも刈られたツルニンジンの
再生プロジェクトを只今絶賛実施中。ふふふ。

そんなことがあった数日後。
「ツボミ、あったー」と、今度は意気揚々の発見。
庭ではなく、玄関先に生きるツルニンジンです。
この発見で、なんとなく家族がホクホクとうれしくなりました。
そうはいっても、ツルニンジン、
東アジア全域にわたって、森林には
どこにでも生育しているようなもんで、
絶滅危惧種とかでもないし、珍しくもなんともありません。
だから他の家庭では、
こんなにも議題にのぼることもないんでしょうが。

そんなにも待ち焦がれられているツルニンジン。
釣鐘型の花がそろそろ咲きそうになっています。
外側は白く、内側は部分的に赤いそう。
楽しみです。
咲いたらまた、報告ですね。

追記
母が植えた(埋めた?)ツルニンジンの挿し木、
どうやらうまいこと育っているようです。
「ありゃ、10本とは言わんくらい新しい芽が出ちゅうけど」
と、むしろ誇らし気です。

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