秋は、夏の後に来て、次は冬が来ます。
生きているものは、秋は忙しい。
冬を迎え、来る春の準備をしなければならないのですから。
ユリは球根で冬を越し、次の春に備えるのですが、
実生活動も活発なのですね。
このかわいいヒメサユリの一
莢にたくさん(多分100以上)
薄ペラな種子が整列していました。
開いた莢から、種子は飛び出し、一つひとつが風に乗って、
あちこちに広がり、新しい命となるのでしょう。
たくさんの子づくりに「ご苦労さん」と声をかけたくなります。
庭には、数種のユリが実を付けています。
ヒメサユリと花の形が似ているササユリ、
実も似ています。
ところで、なんとヒメサユリは準絶滅危惧種(環境省レッドリスト)。
東北にはヒメサユリの群生が見られるところもあり、
春には
ヒメサユリ祭りを開催しているようです。
追記‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
紅葉が進みました。コマユミ
(2011-09-10、2011-06-06)
ヒメサユリは去年から実生に挑戦中です。
返信削除一般的に地上発芽は秋に播種してから翌々春とのことですが、今年の春にすでにヒメサユリと考えられる小さな一枚葉を少ないながらも確認できました。
これは栽培している場所が自生地よりも暖かい気候であったために生育が早まったと考えられます。
来年の春に生きている個体は全て地上発芽する予定で、個人的には少しでも多くの個体が発芽することを期待しているところです。