2011/06/06

2011-06-06:ユミギ(通称名)





〜この木なんの木 気になる木
名前も知らない木ですから
名前も知らない花が咲くでしょう〜



うちの山からやってきた、“名前も知らない木”。
枝は地に近いところから別れ、緩やかにたわんでいます。
細くて長い枝がいくつもあり、
赤ちゃんの手ほどの葉をいくつもつけます。
たわんだところがちょうど森の入口を示す“アーチ”のようで、
私が「森」をイメージするとき、すぐに思い出す樹のひとつ。
でも、誰も名前を知りません。

通称では「ユミギ」と呼んでいたようです。
じいちゃんが言うには
「昔はこの枝で炭を入れる俵を編みよった」とのことで、
枝のしなり具合を模して「弓木」と呼ばれたのでしょう。
正式名称ではないようですが。



こないだ、庭をウロウロとしているときに、
直径10mmほどの小さな花が
たくさんついていることを発見しました。
葉っぱの緑より薄い色、
「ベイビーグリーン」と言いましょうか。
その小さな花たちは、いつか黒色の実になるそうです。

秋の紅葉時期には紅い葉になります。
朱色っぽい、というよりはピンクだそうで、
それもまたキレイなのよ〜と母が言っています。

0 件のコメント:

コメントを投稿