2011/06/17

2011-06-17:ウチョウラン

























庭に植物を植え始めたころ、
姉は一生懸命にそれぞれの植物に立て札を立てていました。
甥もそろそろ庭で遊び始めていたので、
せっかく植えた植物を引き抜かれないように、
ということも目的にはあったよう。
そんな姉の希望通り、というか、
甥は、立て札のある植物に興味を持ち、
むしろ、立て札の立ててある植物を抜きまくったとのこと。

ウチョウランを植えてあるところにも立て札が。
いや、正確に言うと、「植えてあるところ」ではなく、
「植えてあったと思われるところ」に。
生長して花を開かせたものは、
だいたい、立て札から1mほどは離れたところにあり、
「うーん、種が滑っていったのかねぇ」と
姉は、苦しい言い訳をしています。
それにしても、立て札があろうがあるまいが、
ハイセンスなカラーリングは人の目を引くことに違いなく。

中でも、上の写真の花は、白と赤紫の配色が美しいのです。
赤紫の見える分量が多い正面よりも、
白の分量が多い横顔がいい。
庭の通り道に向かって
正面でなく写真の向きで横向きに立っているのも、
写真映りを気にしてのことか、と思わせます。









上のような2色の花の他、
白やスミレ色の1色のものも。
1色だと清楚に見える。


昭和40年代は
「ウチョウランブーム」といわれるほど
栽培収集が加熱気味だったよう。
その流れを受けて、
野生の品種は希少だそうで。


とにかく、どのウチョウランも、
立て札の立ったところから“滑った”ところで生きています。
その場所を選んだのは「たまたま」なんでしょうが。

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追記

木々に隠れて、
これまた知らない花が咲きました。
誰か知っている人がいたら、
教えてもらえるとうれしいです。
(どこででも見かける花なのですが)

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