2011/06/20

2011-06-20:ヒメシャラ


















今日はどしゃ降りの雨です。
こんな雨がふりしきる中
(むしろ、ほとばしる雨、と言った感じですが)
透明感を保って涼しげにしているのはヒメシャラ。
向こうが微かに透ける花びらを揺らしながら
すっくと直立している姿のいい滑らかな赤茶色の木。
ヒメシャラのは林の中でも目を引きます。
夏でも冷たい木肌は、目に止まるとどうにも触ってみたくなる。
触ってみると木肌も硬く、キメが細かく、少し冷たい。
強い意思を示しているかのようです。

もうひとつ、シャラノキ(ナツツバキ)もあります。
これもヒメシャラとよく似ている。
ただ、ヒメシャラのほうが花が少し小さい。
幹も、ヒメシャラのほうが赤茶が濃いように思います。
シャラノキのほうが貴婦人、
ヒメシャラは白いワンピースを着たお嬢さん、
といった感じでしょうか。
シャラノキは、仏教の聖樹・娑羅双樹(シャラソウジュ)に似ていることから
こう呼ばれているそうです。

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