2013/06/01

2013-06-01:ジャコウアゲハ

虫のいどころ
虫が好かない
虫の知らせ
虫がいい
腹の虫がおさまらない
わっちも虫いる人間だから
先日、掃除中に、カーペットの下から百足が出てきてヒヤッとした。
夜には羽虫が光につられてたくさんくるし、
昼は昼で、ワタシのいる部屋から、チョウやら何やらたくさん見られる。
トカゲの走る姿も、そのカサカサという音だってわかる。
小さな鳥たち(はっきり見ていないけど)は
渡ってきたばかりなのか、ピチュンピチュンと声を鳴らしている。
けっこうなスピードで飛び回りながら戯れているので、
どこかにぶつかりはしないかと心配することもある。
そういえば、最近は山バトも居着いている様子。
この時期は庭の植物たちが賑やかで、だからイキモノたちが寄ってくる。

ジャコウアゲハ。
雄はシックな黒の、雌はモダンな黄灰色の羽で(写真は雌)
他のアゲハチョウほどせわしく羽を動かすでもなく、悠然と庭に居着いている。
堂々とした態度は、繁殖力と生命力の賜物だろうか、
食草(ウマノスズクサ類)をよく食べ、繁殖力が強い。
ウマノスズクサ類が食草、その成分を体内にためて毒とし、
自分の次に誰かが捕食されるのを防いでいる。
それに、共食いもする。
とりあえず、否定されている説ではあるが、
共食いをするのは繁殖の自己調整のためじゃないか
というハナシもあったくらいで。
そう聞くと、少し哀しみの目で眺めてしまうのだけど、
目の前のチョウはやはり悠々と羽を動かし、優雅に動いている。
父は今朝、そのダンスを見たようだ。





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