2013/06/21

2013-06-21:ナナフシモドキ


おそらく、甥がオリジナルで好きなもの。
・小人図鑑
・ナナフシ
他にクルマや、そこから派生したであろう球技での球の速度や回転などは、
産まれてすぐから、大好きなお父ちゃんといっしょにあったからだと思われる。
『小人図鑑』をじぃーっと夢中で眺めている姿に、
姉は自分と同じもの(姉も植物やら動物やらの図鑑が好きだった)を感じるらしい。
でも、昆虫図鑑や恐竜図鑑にはそこまで興味を示さないところを見ると、
姉の言う「多様性がキーワードよ」というのは当てはまらない気がする。
…とは、勝手な雑感。

とにかく、なぜか、数ある昆虫の中でも甥は最もナナフシに興味を示す。
うちにいるとナナフシは決して珍しいものでもないのに、
見つけるたびに「ナナフシがおるー」とキャピキャピした声で喜んでいる。
たしかに、小枝を模した姿はあまりにも意表をついていて人を驚かせるし、
さらにそれがカメレオンのように色を変えるとなると、
ココロをぐぐっとつかまれる。
つまり、「アナタノカラダハイッタイドウナッテイルノ?」。
ナショナルジオグラフィックのサイトでも「情報はほとんどない」とのこと。
こんなにも不思議なイキモノなのに、
検索をしてもカラダの不思議についての言及は少ない。
それとも、あんまり不思議でもないのだろうか。

カラダがたくさんの節でできているから「ナナフシ」。
世界各国にいろんなナナフシがいるそうだけど、
ここにいるのはナナフシモドキだろう。
草食で、翅や飛翔能力が退化している。
防御手段として、敵に襲われたときには自分の脚を切り落とすらしい。
まだ脱皮を繰り返している若い時なら脚は再生するけど、
成長段階が終わりに近いころになると再生しないとのこと。
動きは緩慢。
のっそり、のっそり。

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