2013/06/05

2013-06-05:ヤブコウジ





じゅげむ  じゅげむ
ごこうのすりきれ
かいじゃりすいぎょの  すいぎょうまつ
うんらいまつ  ふうらいまつ
くうねるところに  すむところ
やぶらこうじの  やぶこうじ
パイポパイポ
パイポのシューリンガン
シューリンガンのグーリンダイ
グーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの
ちょうきゅうめいの  ちょうすけ
※寿限無Wikipediaよりコピペ)

この「やぶらこうじのやぶこうじ」は、

意味としては、一説には「ヤブコウジ」を指していると言われている。
ご存じ、落語『寿限無』より。
縁起のいい名を考えていたら日本一長い名前になったというハナシで、
つまりここで、ヤブコウジは生命力の豊かな縁起のいい植物として扱われている。

通常、照葉樹林にて育つヤブコウジは、

「日に向かって少し背伸びをしたところで、そうやすやすと光はもらえないから」
というような理由からほとんど茎は伸ばさず、
その代わりに光が差し込んでくる場所を探して地にじわりと這って生き、
光がしっかりと差し込んでくる日を待っている。
葉の時期は長く、何年も同じ葉をつけるそうだし、
実も長い間つけているそうで、その辺りが「縁起の良さ」に通じたのだろう

ワタシにとっては、この小さく地を這って育っているのがかわいく、

葉の表面のツヤも色もいやらしくなく、ちょうどよいように感じられた。
「撮って」というと「花はまだやで」と返ってきたのを
今日は無理やりに撮ってもらった。

葉の下には今にも咲きそうなツボミが並んでいる。

こうして見ると、ツボミのカタチといい色といい、
焼き物のように静かな様子なんだなぁ。


ちなみに、冒頭の寿限無を漢字で表記すると以下のようになる。

寿限無  寿限無
五劫の擦り切れ
海砂利水魚の水行末
雲来末  風来末
食う寝る処に  住む処
藪ら柑子の  藪柑子
パイポパイポ
パイポのシューリンガン
シューリンガンのグーリンダイ
グーリンダイのポンポコピーのポンポコナーの
長久命の  長助
※寿限無Wikipediaよりコピペ)

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