2013/06/04

2013-06-04:ウメ

昨日のこと。
学校から帰宅後、ランドセルすら下ろさないまま
「ねぇねぇ、なにか入れ物ちょうだい」と手を出す甥。
手には両手いっぱいの梅の実。
あわててタッパーを取り出すと、ポケットからも実がどんどん出てくる。
「もっととってくる」と走り出し、
梅の木の下で手を一生懸命に伸ばしながら梅の実を収穫し続ける姿に、
なんだかワタシもとらなければいけないような気がして、
倉庫から脚立まで取り出し、
ほんの30分そこそこでタッパー3つにいっぱいに。
それでも、まだ1本分の梅の実すら全部とったわけではありません。

今年も梅がたくさんの実をつけました。
家族はみんな喜んで、今年も梅が梅干しになる日を心待ちにしている様子。
むしろ、梅干しを待っているというよりは、
梅干しを作っている工程を眺めて季節を感じることを楽しみにしている、
といったほうが感覚としては正しいのかもしれません。
時間と手間のかかることをきっちりやることで、
ココロがしみじみと豊かになれるように思えます。

でも、いったい、誰が梅干しにするのでしょう。
母が単身赴任中の今、できれば我関せずの顔でいたいというのが
矛盾は承知ながら、正直なところで…。

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