2013/06/11

2013-06-11:シモツケ

シモツケの名の由来は、
下野国(栃木)にて初めて発見されたことによるらしい。
バラ科の落葉低木。
姉「シモツケ咲いたねぇ」、父「咲いたかぇ」で、
その翌日の今朝、早速写真が撮られていた。
ふたりとも、シモツケが好きらしい。

小さな花が仲良く集まって、
けっこうハデなピンクの存在感を主張している。
寒冷地に強い低木、かつ、日当りを好む。
こうして雨の日にも目の覚めるようなピンクをチラチラと見せて
「ワタシはここにいるよ」と言っているみたい。
山の中で見ればそれがより健気に目に映るんだろう。

はじめこそ「どうせ今年もカラ梅雨」なんて侮っていた天気も
この週末から梅雨らしい梅雨の顔になってきた。
空には雲、青空はほんの少しも見えてない。
光の少ない今ならば、もともとの色彩の鮮やかさが
雨に濡れて濃度を上げ、色気を携えた姿で目に入ってくる。
雨だと足下は濡れるし、寒いし、ただただ鬱陶しいけど、
こうして庭を眺めてみると、なんだか意外と悪くない。
雨が降るからといって、空が泣いているワケではないのか。
雲に覆われているからといって、しかめっ面なワケでもないのか。

甥は、雨でもイチゴと梅の実の収穫に余念なし。
風邪をひかないように注意しとかなければ。

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