2013/06/19

2013-06-19:ワカギノサクラ


クモノスよりはじめて。
我が家に生息するクモたちは、今年も活発に活動中です。
昨夜など、子どもの拳ほどもある、身なりのしっかりとしたクモが
ササササーッと忍者のごとく(でも発見されているから忍者としては失格)
壁をつたって逃げているのを数回目撃。
網戸は天然ムシコナーズ状態で、
恐らく、光に誘われて網戸に近づいた獲物が入れ食い状態なのでしょう。
見つけるごとに「あ、また“赤外線”」などと言いながら
容赦なくクモの巣を破壊しているワタシを見て、
姉が「でも、また朝の4時ごろになったら巣を作るよ」とたしなめたのでした。
なぜ朝の4時かは、調べてみてもわからなかったけど、
破壊しても破壊しても、同じ場所に同じように巣を張っていきます。
彼らからすると、「あ、また壊された」という感じなのでしょうか。

このクモが気に入ったのは、ワカギノサクラの枝。
小さくカタチの整った巣を張って、じっと待っています。


ワカギノサクラの開花は4月ごろ。
牧野博士が、地元である佐川町にて発見したそうだけど、
現在は自生しているものはなく、絶滅危惧種なんだとか。
まっ赤でつややかな実を成らしていることは、
きちんと媒介者がやってきていたのでしょう。
クモの巣は、そのときに味をしめたクモのものかもしれません。


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