2011/08/16

2011-08-16:アサガオ







































うちの庭…ではないのですが、
家の前の石垣に、大量に咲いていました。
よく見ると、まだツボミがあって、今週は花盛りのようです。
これもいろいろな色があって、
それこそ家のすぐ近くの道端には紫のが咲いていました。
アサガオを見るとうれしくなります。
夏なのに、ちょっと涼しい気分になるのです。

小学生のころ、鉢に植えて、
夏休みに観察日記をつけたことがあります。
みんなでアサガオの前に布団を並べ、
早朝に起きてアサガオの咲く様子をじっと見ていました。
そんなことをしていたから、私にとっては、
アサガオの咲いていく様子がおもしろい。
いや、そうやってみんなで布団を並べて観察した、
ということそのものが特別に楽しい印象で、
それがそのままアサガオを見るときの
うれしい印象になっているんでしょうね。

日本には、奈良時代に遣唐使が種を持ち帰ったことで伝わりました。
そこからのものですから、日本で最も古い園芸品種になるそうで、
千利休の「朝顔の茶会」など、逸話も随分残っています。
和歌や俳句にも、もちろん。
色や姿は華やかなのに、小振りのいい大きさ。
こうして大量に咲いているのも「うわぁ」とうれしくなりますが、
蔓に囲まれた一輪咲きもなかなかにいいもんです。

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