大きなヤマボウシの陰に隠れてひっそりと育っていました。
ギボウシと言います。
つぼみや葉に包まれた若い花が
橋や神社、寺社などでよく見るタマネギ型の装飾物「擬宝珠」に
似ていることから、この名がつけられたそうです。
葉はオオバコに似ていて、なんとなくどっしりと構えた姿勢にも見えます。
落ち着いていて静か。
花言葉もこの印象がそのままにつけられています。
花は短命で、1日でしぼんでしまいます。
品種改良は、日本でも江戸時代から始まり、
なんと数百種にもなるそうで、
それは、花も葉もとても美しいことの証拠だと思います。
(だから、分類体系によって、ユリ科に分類されるときと、
リュウゼツラン科に分類されるときとがあるんですね)
いよいよお盆が近づいてきました。
明日は虫を紹介しようかなと思います。
ギボウシは葉もいいですが、花も美しいですね。
返信削除私の庭には原種のオオバギボウシを植えています。
ギボウシは梅雨明け直後に花を咲かせるので、私の庭では夏の訪れを告げる花となっています。