2013/05/20

2013-05-20:バイカイカリソウとアマドコロ

山仕事を使命としていた祖父が自由にカラダを動かせなくなって以来、
うちの庭の野草たちは元気に伸びるようになった。
先日のクリスマスローズは、実は数年前に姉が植えていたようで、
でも、元気に大きくなったのはほんのこの1、2年のこと。
「おじいちゃんが庭の世話をしよったき、伸びんかったがやね」と姉は苦笑。
そう、いわゆる“イラチ”で整理好きの祖父は、余韻を好まない。
庭の世話でも同じく、結論早く、悩まず、
わかりやすいもの以外はトントンと刈っていたようだ。
祖父が昨年亡くなり、庭は今、野草の天国となった。
…というか、辺りを丁寧に見回してみると、
クリスマスローズだけじゃなく、なにもかもが秩序なくそこらかしこにあった。
「う〜ん、すぐに刈ってしまわれるのはイヤやったけど、
なんか、おじいちゃんのやってたことは間違いじゃなかったがやね…」

姉と庭のパトロールの最中に見つけた
バイカイカリソウとアマドコロとのツーショット。
バイカイカリソウは、ここに植えられたと思われる。
アマドコロは本当にここだったのだろうか。
でも、仲良く並んでいるのでよしとしよう。
ただ見て知って喜んでいるだけのワタシには、これでも充分。
写真も、バカチョンの記念写真でしかありませんな…。

バイカイカリソウは、昨年のちょうど今ごろにも紹介している。
花も見頃だけど、ワタシはこのペラリっと薄くて小さい葉がお好み。
細くて弱そうに見える茎も好き。

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追記。
父より「クマザサじゃなくナルコユリ」との指摘あり。
おっと、失礼いたしました。

さらに追記。
クマザサ…でもなく、アマドコロでした。
お恥ずかしいかぎり。

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