2013/05/27

2013-05-27:キンギンカ

正式にはスイカズラ。
別名をニンドウ(忍冬)。
常緑性で冬にも葉を落とさないから、この別名がついているらしい。
秋から冬にかけての茎葉を生薬の名で「ニンドウ」とも言う。
こうして呼び名がたくさんあるということは、
それだけ愛着を持たれているということだろう。
スイカズラ、というのも「吸い葛」で、
子どもが蜜を吸って遊んでいたことからついた名なんだとか。

同じ株の中で白と黄色が混在しているのは、
受粉をすると白から黄色になるから、なんだとか。
そこから、中国ではキンギンカと呼ぶという。
ついでに、この時期に花(蕾)を生薬として使う場合もキンギンカ。


銀と金の筒状の花がこうしていっしょに咲いている姿は神秘的。
唐草模様に忍冬唐草模様というのがあることから、
当時の人にも、この姿は荘厳に映っていたのでしょう。




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