2013/05/21

2013-05-21:アマドコロ

「アマドコロ」とは「甘野老」と書くらしい。
ヤマイモの一種にある「野老」というのは苦いのに、
よく似たコイツは甘いぞ、ということなんだとか。
ごめんなさい、「アマドコロ」と聞いて“雨処”かなぁって思ってました。
だから、よく知らないのに「湿気の多いところに生えるんだろな」と。
カエルとか水分を好む小さなイキモノたちの棲家にしやすいのかな、とも。
本当の由来を知ってちょっと驚いたのは、
葉の斑も茎のグラデーションも
こんなにも整っているのに食べられる、ということ。

見た目が麗しくないから美味しいはず、実用的なはず、
という勝手なワタシのイメージもどうかというもの。
植物はニンゲンサマのために生きているワケではないのですから。
その対偶の位置にある
「ルックスがいいから美味しくないはず、実用的でないはず」という
仮定も成り立たないのですね。
だいたい、ニンゲンサマに美しく映るからと、
他のイキモノにもついつい、暗黙的に押し付けちゃったりしがちですが。
その逆もまた然りですね。
なーんて、至極当然・アタリマエのことを確認するのも何度目でしょう。

アマドコロ。
最近は美容分野においても人気があるんだとか。
美肌効果を期待して、化粧水なんかにも配合されているらしいです。

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