毎日、こうして更新していると、
提供してもらう写真や教えてもらうハナシの偏り方にも、癖があるなと思う。
同じ植物でも、人によって見る角度が違うことに気付く。
好みの問題というのは、知れば知るほど奥が深い。
父と姉を遠くから見ていたときなら、単にふたりとも
「植物が好きなんだね」と思っていただけにすぎないのが、
最近はようやくほんの少しだけ、それぞれの好きな植物の傾向がわかってきた。
「植物が好き」というのは、全部の植物を好き、というのだと思っていたけど、
そうではなかったという、ごく当然のことを知って驚いたのだった。
とても新鮮な発見だった。
わからなければ、見ようともせず、理解しようともせず、
触れることも感動することもなく、ただ通り過ぎているだけなんだナ。
必要がないと思う知識はすぐに刈り取ってしまっていたんだナ。
知ることで、新しい反射角度が加わるような気がする。
“雑草はない”と牧野博士が言っていたそうで、
この“雑草はない”の解釈は、ワタシの頭の中ではこういうことでオチた。
植物を知り、自然を愛する人ならば、
他のもっとしっかりとした解釈をするんだろう。
その辺り、まだまだワタシはピュアで少し恥ずかしい。
オダマキの、このタネのビジュアルは、完全にワタシ好み。
写真は梅雨入りの直前に父が撮影。
撮って、と頼むと「花のほうが見栄えするのに」と父と姉が声をそろえた。
名前も花のカタチに由来する。
キンポウゲ科のオダマキ属。
ワタシは、今年の花は見なかった。
先日のクリンソウの近くの木陰で、
小さく口をとんがらせながら空を目指しているようで、
つい「がんばりや」という眼差しで見てしまった。
もう少しすれば、種がはじけて落ちるのだろう。
オダマキの、このタネのビジュアルは、完全にワタシ好み。
写真は梅雨入りの直前に父が撮影。
撮って、と頼むと「花のほうが見栄えするのに」と父と姉が声をそろえた。
名前も花のカタチに由来する。
キンポウゲ科のオダマキ属。
ワタシは、今年の花は見なかった。
先日のクリンソウの近くの木陰で、
小さく口をとんがらせながら空を目指しているようで、
つい「がんばりや」という眼差しで見てしまった。
もう少しすれば、種がはじけて落ちるのだろう。
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