2011/07/09

2011-07-09:ホウチャクソウ


















おっとっと、と立ち止まってしまいました。
この先端の丸いものはなんだろう。
何か電波でも発信して、誰かと交信をしているみたいです。
交信の相手は、向こうの山の兄弟でしょうか、
それとも、日本のどこかの親戚でしょうか。
はたまた、地球の裏側の遠い親だったり、
あるいは、地球を飛び出し、どこかの星にいる未来の友人だったりして。
生き物が存在して巡り巡るサイクルができていること自体、
どう考えても不思議な縁と巡り合わせの連続でしかなかったんですから、
もしかしたら、私たちが知らないだけで、
実(じつ)はそんなふうに世界はできているかもしれません。

この実(ミ)に関して言うと、
「花の跡の液果(『牧野日本植物図鑑』より)」だそうです。
この後さらに、黒く熟すんだそう。
名前の由来は、花が寺院の屋根なんかの
四隅に吊り下げられた宝鐸を彷彿とさせるカタチをしているから、らしい。
花は白と緑の透明感ある2つの花、これが枝の端に垂れて咲くのも美しい。
写真は、注目すべき花の時期と、
しっかりと黒く熟した時期との間の時期です。
このくらいの普段の時期のカタチも、
不可思議な生態が見えておもしろいのです。

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国道197号線の文化を
紹介すしているブログ『R197』。
今日は、愛媛県西予市の
どろんこ祭り第一弾。
田んぼでの牛の代掻き風景、
圧巻です。

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