2011/07/15

2011-07-15:ボケ


















数日、よく晴れた日が続くそうです。
母は漬けている梅をやっと干せると言って喜んでいます。
(実際は、うちで採れた梅の実は2個。こちら参照。
あとは買ったりもらったり拾ったりしました!)

「実」つながりですが、ボケの実も大きく育っています。
「木瓜」という名は、この実が元となっている、という説が。
瓜のカタチに似ていて、それが木にできるから、ということ。
「木瓜=もっか」と呼ばれていたものが、転訛して「ボケ」になったとか。
もうひとつ、寒ボケや秋に咲くボケなど、
「咲く時期、間違ってんちゃうの?」というような
花があるからという説もありますが、
どうやら実のカタチからきた説が有力のようです。
なんとなく、汚名返上できたような趣があって、
よかったね、と肩をポンポンたたいてあげたい気分です。

実は、ジャムや果実酒にするといいそう。
疲労回復など効能もあるらしい。
しばらくすると黄色く熟します。
そのころ、また、母にがんばってもらいましょう。

ずっとあるから日本原産の植物だと思っていたら、
どうやら平安時代に中国から渡ってきた帰化植物だったよう。
学名は「Chaenomeles speciosa」。
「chaino=開ける」+「melon=リンゴ」と、
「speciosa=美しい、華やか」。
花言葉は「先駆者」「指導者」「妖精の輝き」「平凡」。
様々な印象を与える花なのですね。
次の春(遠い)も楽しみ。

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いよいよどろんこ祭りの佳境。
大蛮の腹の色っぽいこと!

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