2011/07/31

2011-07-31:クモノス







































クモの巣はだいたい、侵入禁止の赤外線のように、
いたるところに張り巡らされています。
姉の「祭り出の夜店みたい」とはうまく言ったもんで、
人の通る(虫の通る)ような場所を狙って、必ずあります。
それも、かなり意表をついて。
かなり迷惑極まりない。

このクモの巣は、スミレの種を撮ろうとしたときに
その後ろに見えたもの。
縦糸がしっかりと縄張りとしてのエリアを確保し、
横糸がしっかりと受け皿としての螺旋を描いています。
(同心円と言われることが多いけど、実際は螺旋状に描かれています)
さらに、中心部には、足場のように糸が何重にも重ねられています。
(隠れ帯、と言うらしい。実際、姿を隠しているとのこと)
撮っている裏側にはクモが休んでいるんですが、わかるでしょうか。
こんな形状の網を、円網というそうです。
他にも、棚網、すじ網、皿網など、
うちの庭には、いろんな形状の網が張り巡らされています。

迷惑だなぁと思う一方、
ときどき、これに水滴がついてたりして、
さらに日の光がたくさんの水滴を反射させたりして、
とても美しく目に入ってきます。
こんなふうなのを作られると、
壊してしまうのも少し気の毒な気がしてきます。

0 件のコメント:

コメントを投稿