2011/07/13

2011-07-13:ダイモンジソウ



















昨日に引き続き、花の時期とは違う植物です。
花は秋ごろ咲くらしい。
花の咲き方が「大」の字に似ているからダイモンジソウと言います。
私は、バイカオウレンと同様にこれもまた、見たことがありません。
つまり、これは“普段・日常”のダイモンジソウの姿。
「もっとキレイなときに撮ってよ」と本人も思うかもしれませんが…。

でも、この葉が特徴的でとても好きなのです。
この不規則気味に切れ目の入った丸っこい形も、
かなり微妙だけど厚みがあるというのも、
裏返してみると緑白色か暗紫色を帯びているのもおもしろい。
それがプニュプニュプニュ…(という感じに見える)と、
いっぱいが固まって生えているのも鈍な感じですね。
これは一昨日、雨の最中に撮ってみた写真ですが(さとみ撮影)、
水を毛で受けているからか、しっかりとはじかないとこともかわいい。

ダイモンジソウの妙な葉を
「なんでこんな形になってしもうたんや」とじぃっと見ていると、
ふと「生き物と生き物の境界線はどうやってできているのだ」
などと疑問が浮かんできます。
その境界線が私たちの目に見えて“そういう”カタチに映るのだし、
“そういうカタチ”に見えるように、
または、“そういう”カタチで生物としての機能を果たすのも、
全て必然性・必要性から生じているということに感動してしまうのです。

ごくごく当たり前に先祖から受け継いだものだし、
今さら取り立てて感じ入る必要もないのでしょうが。

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ブログ『R197』では、
愛媛県西予市のどろんこ祭りを
絶賛公開中です。
今日は境内の出店巡り。
「ねぇ、これ買って?」
と無言&目線でねだる子、
むー、鼻水〜〜!

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