2011/07/10

2011-07-10:ヤマユリ


















花の直径はおよそ10〜15cm。
圧倒されるような大きな顔です。
花びらのフチのフリルや、
花粉が飛び散ったような斑点も華やかすぎるくらいに華やかです。
花が咲く前から、この茎や葉の大きなことに驚いていましたが、
花が咲くとやはり大きくて、また驚きました。
家の横を通る道を歩きながらも、この花の主張がのぞきます。
遠くからでも、その存在に目がとられます。

存在の華やかさ・豪華さから「ユリの王様」と呼ばれています。
1873年のウィーン万博で日本の他のユリとともに紹介され、
以来、大正時代まで、ヤマユリの球根は
ヨーロッパへの主要な輸出品とされていたそうです。
花言葉は「威厳」「甘美」。
1年に1つずつ花を増やすとも言われています。
香りもなんと強いことか。
この香りの強さは、日本で自生する植物の中では例外的なものだそう。

この押出しの強さは嫌いではありません。
山の中、地味な木々の間にまぎれて、この花がパッと見えたら、
何か素晴らしいものに出会えたような気分で、
感動で胸がいっぱいになるんじゃないでしょうか。
このヤマユリは、山仕事をこよなく愛するじいちゃんが、
うちの山から取ってきたとっておきの花なんだそうです。

-----------------------------------------------------------------------------------------



国道197号線ブログ『R197』。
今日は愛媛県西予市のどろんこ祭りを紹介。
祭りに参加していた人たちの笑顔につられて
思わず笑ってしまいます。

0 件のコメント:

コメントを投稿